この初版は Lua 5.0 用に執筆されました。それ以降のバージョンでも依然として関連していますが、いくつかの相違点があります。
第 4 版は Lua 5.3 を対象としており、Amazon やその他の書店で購入できます。
本の購入により、Lua プロジェクトをサポートすることにもなります。


2.7 – ユーザーデータとスレッド

ユーザーデータ型を使用すると、任意の C データを Lua 変数に格納できます。Lua では、代入と等価テストを除き、事前定義された演算がありません。ユーザーデータは、アプリケーション プログラムまたは C で記述されたライブラリによって作成された新しい型を表すために使用されます。たとえば、標準 I/O ライブラリは、ユーザーデータを使用してファイルを表現します。C API について説明するときに、ユーザーデータについてさらに詳しく説明します。

スレッド型については、第 9 章でコルーチンについて説明するときに説明します。